桃ノ木家の四姉妹が好きという話2

 桃ノ木家の四姉妹2巻発売おめでとうございます!(遅い)この記事も2!2ですよ2。飽き性の自分がまさか続きを書くとは思いませんでした。でも書きたいと思うことが出てくるんですよね。ありがとう桃ノ木家の四姉妹。ただの乱雑な感想になってしまいましたが!

 前回の続きから書こうか2巻の内容を書こうか迷いましたが前回の記事を読んだら最後に強引にまとめてる感じでした…なので今回は2巻の内容について書くことにします。なお自分の記事を読み返すのがキツイので前回の内容を踏襲したものではありません。何のためのブログなんだ…。

※この記事はネタバレ感想記事であり書き手の主観が多分に含まれています。

 

8~10話 二之と委員長

 プロローグでみんなの力になりたいとこぼした二之。次の瞬間には妹と一番風呂を争います。そういうとこだぞ。ちょっと前まで一緒に入ってたのにな…(妄想)。二之と三都のBBQへの食いつきが良いのが好き。三都に姉としての尊厳を見せつけることを決意する二之。良い予感は全くしないですがむしろそれが二之らしくて好きです。

 場面を学校に移したかと思えば現れる異様な雰囲気と作画コストの仮面。そんなの買ってるからお小遣いがなくなるのでは??つかみが完璧なのは相手が郁だからだよ…郁のノリの良さがカオスを助長する。

 この回の印象的なシーンとして、この二人のカオスを前にした瑞希(珠川瑞希)の心情描写があります。ここは1巻の特別編で珠川瑞穂に友達をつくることの大切さを説かれた(煽られた)ところから繋がっています。(いや、珠川瑞穂の友達のつくり方クレイジー過ぎでは?一方的なストーキング&モノで釣る&即親友呼びして三都を捕まえた子に正論言われるの何?反省してください。)それでも気にしてしまったんですよね瑞希は。仲良くなってすぐにあだ名で呼ぶことは二之や郁にとっては特別なことではなくて、瑞希とは距離の取り方が違う人種なのは明らかで。二之と郁の友達判定の基準が瑞希にはわからないから自分の基準ではっきり友達と呼べる自信が欲しかったんじゃないかなと思います。そう考えると最後に郁が「やっぱりたまちゃんはツッコミよな」と言ったのも3人それぞれがどう考えてるのかが見えてくるようで面白いですね。いや二之は何も考えてないか…。この流れは結局p64の瑞希の「.…ていうか別に 一年くらいダブったって友達は友達でしょ」につながるんだと思います。たまちゃん自身が友達を友達と認められたというのは非常にハッピーなことです。なんならこの流れは10話の最後にもつながるし2巻のおまけにもつながると考えても良い。素晴らしい…。

 さてBBQが開始し唯一呼ばれたやってきたのが珠川瑞穂。さすが三都の表情をよく見ていますね。個人的に「私の目をみて言って」というセリフが破壊力がありました。私は信じていたよこのクレイジーサイコレズを…。

 

・いっぱい食べる君が好き。肉をほおばる二之はもちろん、この作品の表情の豊かさを改めて感じます。三都は玉ねぎも食べなさい。p40の食事風景も微笑ましい…。

 

 9話に入って二之と委員長は本格的に絡むことになります。桃ノ木家の隣の銭湯の番頭さん、2話の時点で挙動が怪しいな~とは思っていたんですけど委員長でしたか…色々納得がいく…。

 

・感情の起伏が激しい委員長見ていて飽きないですね…。

・勢いのあまり墓穴を掘るの好き。「掘ったわよ!私一人入るくらいに!もう入る準備できちゃったわよ!」

 

 桃ノ木家にやってきた委員長が三都と気が合う感じがあるのもとても好きです。入院中一人でマンガを読んでいたのだろうか…。三都らしからぬ初動好感度に対して距離の取り方は三都っぽいというか、これが三都なんだなあと思ってしまいます。ほほえま~。

 

・委員長の「桃ノ木さん寝た?」からの「枕投げする?」はさすが二之。修学旅行で恋バナが始まらない。

 

 黒歴史に唸る委員長が二之のモノマネに笑わせられるシーン。委員長は過去の失敗を引きずって自分を取り繕うようになってしまったと捉えられます。そう考えると、二之の今を生きるスタンス(?)とは正反対に見えますね。二之のモノマネで吹き飛ばされてしまった羞恥心、翌朝イメチェンをしたのもこの二之のインパクトのおかげなんだと思います。多分今後も黒歴史に唸るだろうけど、そのたびに二之に元気をもらってほしいですね…。楽しい高校生活を送ってほしい…。

 そして二之についてです。8話ではお姉ちゃんとしてみんなの役に立ちたいと思いつつも空回りしていた二之が委員長との関係の中で、二之が誰かにいい影響を与えることができる、なんなら空回りの原因である二之の性格が誰かの力になれるということが証明されたという、二之自身が肯定されたお話だったんですよね。やっぱり二之はそのままが一番いいですね。

 

11話 私は二人の笑顔で十分だから

 11話は登場人物が多い回でした。一葉がエアコン最近設置しましたって言ってますね…14話でリモコン壊されてましたけど…。

 

・キメラネコ海洋シリーズに目を輝かせる三都、めちゃくちゃかわいい。小動物感のある動きがかわいい。愛護法で保護されるべき。

・珠川瑞穂来襲。しかしながらこの回は珠川瑞穂の運命力によって三都と瑞希が喜んだのでよくやったと言うべきか…。最近珠川瑞穂を見ないのでちょっと珠川瑞穂ロス。見てて飽きない子だなぁほんとに。

・西ノ原さん曰く天の時は地の利に如かず地の利は人の和に如かず。孟子の引用で原文は天時不如地利。地利不如人和。天の好機も地の利には及ばず、地の利も人と人の団結にはかなわないといった意味です。天と地と和が揃って行動することで成功を収められるが、3つ揃わないときは人の和をしっかり築くことが大切だということらしいですこの作品にピッタリな言葉かもしれないですね。

・甚平さん頼りになる…頼りに…頑張ってください…。

 

12・13話 四稀の授業参観

 後編はいよいよ四稀周りの話です。ずっと楽しみにしていた回です。

 

・保護者として授業参観に張り切る一葉。めちゃくちゃにフラグが立っています。まあよく考えれば都市部で小学校に電車では行かないだろうっていうのは当然な話ですが…。

・四稀が転校したと聞いてポカーンとする一葉。コマの使い方が大胆で良いですね。これぞ桃ノ木家の四姉妹。ついつい笑ってしまいましたが、12話を読み終わってから笑ったことを申し訳なく思ってしまいました。

・マリアちゃんとフリップさんの登場!キャラが濃い!!!門脇姓ということで門脇郁との関連も気になるところ。郁の方はバイト漬けだったのでその理由も気になりますね。

・千束ちゃんの好物がオムライスらしいので今度から千束ちゃんの好物ですって自己紹介します。どうも、門脇千束ちゃんの好物です。

・千束ちゃんの温かさを感じ取った四稀、相手を肯定的に捉えられていてすごいですね…。心が広いというか…姉たちのおかげで耐性がついているのかもしれない…。

・学校に到着した一葉。身も心も疲れていると身に覚えがある言葉が余計に刺さることってありますよね…。自己嫌悪に陥るのもわかる…四稀が身の回りのことを自分でできちゃうから仕方ない気もするけど…。

 

 千束ちゃんについてフリップさんが四稀に嘘をつく理由を話すシーン。四稀は千束ちゃんの優しさを感じていて、千束ちゃんの嘘にその気持ちが表れていることにしっかり気づいたんですね。だから千束ちゃんを信頼できるし千束ちゃんとフリップさんの関係も信頼できるんじゃないかと思います。ここまで相手を理解しようとできるのは見習わなくては…。一方一葉は保身のための嘘に良心が耐え切れなかったのか感情が決壊してしまいました。こういう展開に弱いんだ…。読むたびにもらい泣きしてしまう。それに対して四稀が「一葉お姉ちゃんは変わっちゃ…だめーーーー!」と感情的に返すのが四稀の意外な一面が見れたという意味で嬉しかったです。

 

・四稀の作文の内容で登場人物紹介が書けるのでは?良い面悪い面ひっくるめて人を愛せる四稀は本当にすごい子だし桃ノ木家にこの子が育ってよかったなと思います。

・一葉が大人といっても二十歳ですからね…でも保護者にならなきゃと思い込んで自分のハードルを無意識に上げてしまったのはその通りだなと思います。不憫な子…。

 

 四稀にとっては保護者とか姉とかっていう立場の括りにこだわる必要なんてなくて、一葉たちに彼女たちらしく一緒にいてほしいと思っているんだと思います。授業参観に来る一葉は保護者としての自分を意識していましたけど四稀にとってはいつもの一葉でよかったんですね。

 ダメダメだけど一緒にいて楽しい…四稀がダメ男につかまらないかだけが心配です。

 

・フリップさんの「お嬢様と一緒ですね」ということは千束ちゃんもララちゃんについて作文を書いたということでしょうか…?尊いとはこのことなんだなぁ。この二人の今後も見守りたかったですね…。

 

14話 身の丈に合った生き方でいこ

 前の話までの反動があってか14話はこの子あほの子だ!!と笑いながら読んでいました。二之さんあなたのことですよ。

 

・二之と三都が四稀の作文を部屋の外でそろって聞いてる光景がシュールで好き。泣けてしまう。

・二之に連れまわされる三都、姉妹だとこの距離感なんだよな…。この回も三都の挙動がかわいい。

・詐欺おばちゃん登場で話に乗せられる二之、おばちゃんの話術もさることながら二之の単純さが出ていて面白いです。勉強面倒くさいけど周りを出し抜きたいわかる。

 

 この回で最も惹かれたのが二之の後に話を振られた三都が誰でも簡単に漫画家になれる商材に興味があるか聞かれたコマなんですが………完全に興味がある振る舞いでしたよね…。三都はいつも好きなこと以外興味なしというスタンスで、将来なりたいものとか全然考えていないイメージでしたが…簡単に漫画家になれる、という誘惑を魅力的に感じるんですねこの子は…。なかなか捻くれた考え方をしている三都の、純粋な気持ちが垣間見れた非常に貴重なコマだと思います。本当にこの表情が最高で…。最後には夢から覚めたみたいに「身の丈に合った生き方でいこ」と締めくくるのは、三都らしいというか、桃ノ木家らしいように思います。でもちょっと将来漫画家になった三都と担当編集になった珠川瑞穂とか見てみたくないですか…?二次創作のネタができましたありがとうございます。

 

・甚平さんのおかげで詐欺が発覚。甚平さんやっぱり頼りになりますね!

 

 

2巻おまけ

 おまけと称して4pの描き下ろし漫画を入れるの豪華だなと思ったんですがこれ店舗特典用に描かれたもののような気が…。店舗特典が少なすぎるのでもっとください(強欲)。

 このおまけのおかげで思いもよらず高校生組が掘り下げられました。郁は桃ノ木家でもタンス漁ってそうだし、なんなら5話の三都に対する反応から三都の下着も確認してそうですね…。思わぬところに伏兵がいましたよ珠川瑞穂さん?

 瑞希が台所を使う気満々で用意してきたのは意外でした…意外だったけどこの遠慮のなさ…珠川家の血筋…?という感じで腑に落ちてしまいました…。なんとまあ…。

 

 

 

 以上が2巻範囲の感想です。だいぶ乱雑に書いたので後々まとめ直すかもしれませんが、書きたいことは書けたかなという感じです。これを書いてる間にまっくすめろん先生から3巻が最終巻になると予告がされてしまいましたが、それについては以前からなんとなく覚悟をしていたので、致命傷で済みましたありがとうございます(混乱)。昨今は尖った作品が求められているような印象で、自分が好きな桃ノ木家の四姉妹やAチャンネルのような題材やコンセプトが薄い作品は今では難しいところがあるのかなと思います。(この話はここでは深堀りしませんが…)ただとりあえず最終巻発売まではまだ半年近くあるので、その間余すことなく桃ノ木家の四姉妹を楽しみたい所存です。1・2巻の間にはまだまだ伏線が残っていますし、これからの内容がとにかく楽しみです。

 緊急事態宣言等が落ち着いたらまた谷中にも行きたい…。そして3巻発売の時期に忙殺されていないことを願います……。(多分忙しい。)

 

参考

1)中国の故事成語から学ぶ心理学 https://newstyle.link/category25/

 

 

 

 

こみっくがーるず感想 2020年5月号

ふせったーと迷ったんですが長いのでこちらに…

 

 

・長髪つーちゃんにときめく小夢ちゃんめっちゃかわいい…

・小夢ちゃんのドレスを見て小夢誕2018のイラストを思い出しました…めちゃくちゃかわええ…家族付き合い頑張ってね…!

・つーちゃんが非力なのは仕方ないとしても最初から友達頼みなのはどうなの…というかその状態で母親をどう説得しようとしてたの…弱さ全開情緒不安定思考停止パニック状態と状態異常が重なってる感じがある…まあかっこいいヘタレは好みなので良いんですが(良くない)

・「わーおかえり翼!天使!」で出迎えてくる兄嫌すぎる…

・ダブルプリンセスが画になりすぎるのでいつかイラストに起こしていただきたい…単行本特典とかで…

・お母様、こみがでここまで圧が強く描かれるのは初めてでは…目力が素直に怖かった…翼さんの垂れ目はお母様譲りなんですね…素敵ですね…(白目)

・お母様の過去のトラウマみたいなものがあるように見えますが気になりますね…不安な種に娘を近づけたくないという固い意志を感じる…

・編集さんの登場嬉しい…社会人の在り方を考えさせられるという意味でも…()

・「天下とりなさい 少年まんがの」高い志は倒置法!

 

先月からつーちゃんの母親への偏見が全開だったのでむしろ本気で対立する感じにはならないフラグかなとも思ってたんですがその通りで良かった?です…本気で対立というよりはお母様がむしろつーちゃんの進路に対して誰よりも真面目なんだろうなというのを感じました…るっきーがそばにいればつーちゃんは生活できるかもしれないけどより高みを目指すモチベーションはお母様ありきなんだなあと再確認しました。

(これは勝手な想像ですが、つーちゃんのお母様の思考回路をつーちゃんから想像するに、つーちゃんの人生というストーリーにアニメ化を囁く者が登場してそれが悪役として固定されたまま飛躍してしまったのかなあという…そう考えるとちょっとかわいい(?))

つーちゃんとお母様のような信用も納得もしない信頼関係というとステラのまほうの藤川姉妹も思いつくんですが、母親としての信用しないという在り方がつーちゃんとお母様の関係の特徴で、そこが今回強調されていたのが良かったです。

関係ないですが(?)かおすちゃんのお母さんってかおすちゃんの作品のアニメが決まったら素直にめちゃくちゃ喜びそうだしお店の常連さんとかを通して町中に触れ回りそうだし過去の作品を掘り出しそうだしそういう想像をすると楽しいですね…。あと小夢ちゃんの両親のことも気になってるんですよね…。寮生活に二つ返事で了解してるのは勝木家とは正反対ですよね。気になる~~~。

 

 

閑話休題

 

 

前回と今回のこみがではつーちゃんが周囲の色々な人に支えられているという背景が前面に出されていたと思います。担当さん然り母親然り父兄然り…寮の仲間やファンという視点は過去様々に描かれましたが(先月号は寮生同士のお話でした)アニメ化するにあたって本当に多くの人に支えられることが改めて感じられるというのははんざわ先生の実体験でもあるんでしょうか…。そういう視点でもつーちゃん周りのお話は楽しみだなと思います。

 

雑ですが2020年5月号のこみがの感想でした。

あとあすか先輩に出番をください!!!(と言いつつ今後の展開であすか先輩の立場が重要になるのは明白なのであすつば回も時間の問題だとたかをくくっている顔)

Aチャンネル感想 2019年12月号

表紙が良すぎるっっっ!!!

いや良すぎる………。

トオルは顔が良い…。

トオルは描かれる色がおとなしめなのと本人の性格もあって、それらと相反するようなカラフルでビビッドな配色がとても映える子なんですよね…。

キャラットの告知と同じ語彙を使ってますがキャラットの告知の前にこれを書いたのでパクったわけではないです…私から語彙力を奪わないで…)

 

右上の吹き出しは何か意味があることを言っているんだろうか…それとも編集さんのただの愚痴なのか…。

 

今月号のAチャンネルは巻頭カラー。

扉絵のナギ、眼鏡を外してその表情をしてるのはあまり見たことがないような…?

表紙のトオルと同様にスカーフがはだけてますね。もしかしてこれから表紙のトオルみたいにサイケデリックカラーまみれになるのか…?ペンキでも塗りあうのかな…あの二人なら楽しそう…。

 

葵ヶ丘高校も3年生で修学旅行に行くんですね。どこに行くんだろう…。

甘味の話ばっかりする3人にむくれるトオルを見てきらら展の4コマのるんちゃんを思い出しました。ほっぺたが柔らかい子はかわいい。真理。やっぱりみんな甘いもの大好きだね。

 

ナギの「案外昔の方が大人だったのか?」という言葉はトオルの変化を的確に表してるなあと思います。

トオルはるんちゃんのことを今も昔も心配していて、そういう関係が変わるのではなくて、高校に進学してからトオルの周りの関係性が積み重なって複雑化しているんですよね多分。(中学時代のトオル周りの人間関係がよくわからないので推測ですが。)

るんちゃんがいればそれでいいという認識でヒラちゃんとさえ距離を縮めることができなかったトオルは、初期のように暴力だったり威嚇によって(主にるんちゃんに近づく輩に対して)独りで外と内をはっきり分けていたわけですけど、ナギやユー子と過ごす居心地の良さに自然に甘えることができるようになってかなり垢抜けたというか、すごく安心感があるんじゃないかなと勝手に思ってます。8巻巻末の話を読むとわかるんですけどユー子はトオルの敵意むき出しの状態すら受け止めてくれたんですよね。トオルのユー子への信頼はかなり厚いと思います。ナギもまた然りであんなにトオルと本気で煽りあえる相手なかなかいないですよね…。

なんかかなり主観的なこと書いてますね…。あくまで主観です。

 

そしてユタカとミホと修学旅行話してくれ~と思ってたらちゃんとしてくれました…嬉しい…。

ミホはトオルとすごく当たり前な女子高生っぽいことしたいと思ってるけどいざやろうとしたら腰が引ける夢女子みたいな子です。お泊り会楽しみだな…。そしてユタカに図星をつかれて顔が赤くなるミホとミホの心内を聴かされて顔を赤くするトオルめちゃくちゃかわいい…。そうだよ君たちは何のきっかけが無くてもお泊まり会をするほど仲がいいんだよ。

お泊り会を誰の家でやるとか何の話をするとか面白そうな要素が沢山ありますよね。ミホの家ってまだ行ったことないような…?

 

 

閑話休題

 

 

そうトオルには甘えてる自覚があるんですよね~~~!!!

顔を赤くするトオルは最高にかわいいな〜〜〜〜〜!!!!!(2回目)

甘えてる自覚があるというのはそのままトオルが感じる「居心地の良さ」を表しているんだと思うし、3年生の3人だけに感じる特別な感情なんだと思います。

8巻のトオルがケイ子とお茶する回で、トオルがユー子に甘えてしまうという自覚があることは明示されていたんですけど今回年上の3人の空気に甘えている自覚があることを明確にしてくれました。(今までから察することはできますが…)

そしてトオルがケイ子に、ユー子に甘えてしまうことを言いとどまった理由が、「ケイ子ちゃん怒るかも」って思ったからなんですよね。自分が恥ずかしいとかではなくて。

これはトオルがユー子に、年上の3人に甘えてしまうことに納得しているからなんだと思います。本人(るんちゃん以外)にはこんなこと言えないんでしょうけど、自分の気持ちを肯定的に捉えられているのはやっぱり安心感とか満足感があるからなんじゃないかなと思います。

だからこそ別れが辛くなるというのもあるけど…。

 

そしてるんちゃんはそんなトオルのことをしっかり理解している…。

最後の「拗ね方満点だよ‼」がもう満点のオチですね。るんちゃんは本当に魔性の女って感じ…。

 

しかし今月号のキャラットの表紙は良いですね…。トオルは顔がエロい…。(n回目)bb先生らしい色使いという感じもします。

bb先生の絵は線がエロいし色もエロい。

 

今回特にまとまりがない気がしますが…以上なんだか赤面率の高いAチャンネル(きららキャラット2019年12月号掲載)の感想でした。

こみっくがーるず感想 2019年12月号

 

 

 

つーちゃんのあの服装は何なんでしょうか……???????

彼シャツ着崩しコーデなの???なんだ彼シャツ着崩しコーデって???

 

 

 

↓検索結果

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まさにこんな感じじゃん…?ファッションのことはよく知らんけど…。
もしかしてこれはあすか先輩登場の伏線だったのでは……?(あすつば脳)

 

 

 

詭弁はさておき(この記事は詭弁しか書いていません)、まとまりのない感想を。

 

かおすちゃんの「ば」がちゃんと奇数で笑いました。途中の⁉から調整を頑張るかおすちゃんの必死さがハラハラしつつも微笑ましさすらある…。

 

フーラ先輩「誰かに養われてゴロゴロしていたい…」と言ってはいるけどあすか先輩に誘われたらどうせどこでも付いていくんじゃないのか~と思っていたらまさかのあすか先輩の方からこっちに来るという…。でも以前は「すずが泣いてるような気がしたから…」っていう理由で帰ってきたので(あながち適当を言ってるわけではないと思っている)やっぱりフーラ先輩が悩んでいるときは何か感じるんですかね。もちろん本人の寮の契約の話もあるけど。あすか先輩は霊感が強いのかもしれない。

 

つーちゃんが自分の弱点を晒すというちょっとえっちな展開。まあ耳と首筋は誰でも嫌だろうけど…こうやってつーちゃんの弱点があすか先輩に伝わるんですねなるほど…。

「気をつかわせる天才か…⁉」のつーちゃんとかどちゃくそにかわいいんですけどなんだろうあれは…。ドン引きしてるつーちゃんががわいいのかはんざわ先生のデフォルメがかわいいのか…どっちもなんだよな…。

 

あとラン先輩ようやく名前が判明しましたね。地味にずっと気になってたので…モンブランを連想してる小夢かわいいな…今回小夢のアップは無かったんですけど小夢らしい立ち回りがあってこういうのめっちゃ好き…となってた…あともんちゃんぶんちゃんが感情爆発させてるの貴重ですね…色々お世話になったんだろうなあ。ラン先輩がモデルのキャラクターとかお話とか描いてそう。

 

 

閑話休題

 

今まであすか先輩はレギュラーメンバーにならないものと思って好き勝手言ってすみませんすみませんという気持ちなんですが……何故そう思ったのか……だって新しい子たくさん出てきたし……これからあすか先輩の正史が読めると思うと自分の中のイメージと乖離していく怖さもあるんですが、あすか先輩といろんな子たちの関係が出来上がっていくのはとても楽しみです。(どれくらい登場するかはわかりませんが…)先月号を踏まえてのあすか先輩、つーちゃん、小夢辺りのやり取りはとても気になりますね…。

 

以上とにかくつーちゃんの服装とデフォルメが!?なこみが(きららMAX2019年12月号掲載)の雑な感想でした。

 

 

桃ノ木家の四姉妹が好きという話

桃ノ木家の四姉妹の第1巻が先週ようやく発売されました。

長かった…

この記事にはなんでこんなに桃ノ木家の四姉妹が好きなのかとかどういう感想を持っているのかについて雑に適当に綴ろうと思います。自己満足自己満足。

 

桃ノ木家の第1話がきららフォワードに掲載されたのが2018年12月発売の2019年2月号(ややこしい)でした。巻頭カラーに現れた四姉妹のイラスト、特に一葉の表情が印象的でした。好きになれそうな作品が始まったな、という気持ちだったと思ます。

ちょっと読み進めたところであるキャラクターがフラッシュバックしました。制作P.A.ワークスのお仕事アニメ、「サクラクエスト」の主人公小春由乃です。サクラクエストに関しては芳文社KRコミックスからコミカライズ(漫画:古日向いろは 全5巻)が発売されていて、スピンオフ作品として同じくKRコミックスから「織部凛々子の業務日報」(漫画:まっくすめろん 全2巻)が発売されています。お気づきだと思いますがこのスピンオフを描かれたのが、桃ノ木家の四姉妹の作者であるまっくすめろん先生なのです。桃ノ木家の1話を読んだとき、このまっくすめろん先生が描いた由乃が想起されたんですよね。当時まだ織部凛々子の業務日報は購入していなくて、試し読みを読んで買おうとは思っていたという段階だったのでなんでそんなに唐突に結びついたのかよくわからないんですがもともとサクラクエストは好きで、この作品に影響されて今の進路の方向性を決めたところがあるのでそういう事情となんかめちゃくちゃしっくりくるまっくすめろん先生の絵柄が合わさって非常に印象的になってたのかなあと思います。まっくすめろん先生の漫画の絵柄がとても好きなんですよね…すぐに織部凛々子の業務日報も買い揃えました。桃ノ木家はこの時点では1話の勢いの良さも自分の好みに合っていてハマれそうな作品が来たなという気持ちでした。

 

2話では作中の舞台となった谷中の描写が大胆に使われ、この作品に地域性があることが示されます。この四姉妹はこの地域でここの人たちと関わりあって生活していくんだろうなぁと感じられた良い回で、3話以降の期待が非常に大きくなった回でした。ここがきっかけで桃ノ木家が俄然好きになりました。

3話で二之周りの人間関係が判明、四姉妹それぞれの人間関係の回が続くのかなということで三都の回をとても楽しみにしていた記憶があります。内弁慶の猫かぶりとか学校での立ち回りめっちゃ気になるじゃないですか。

そして4話の三都回。猫かぶりといっても見栄っ張りとかではなくただただシャイで自然にそうなっているのがかわいい…休み時間にずっと寝たふりしてるとクラスの他の女子に変な噂されないか心配だけど(偏見)…学習係なのはポイント高いですね…嫌々楽そうなのを選んだ…みたいな感じですかね…家に帰ってくつろぐ姿もかわいい…あの居間を広く映したコマ、ゆったりとした時間の流れが感じられてそれまでのテンポの良さとのギャップでめちゃくちゃ印象的なコマでした…この緩急は桃ノ木家という作品の一つの味なんですよね…また四稀に甘える三都がかわいい…家の中での数少ない癒しなんでしょうね………しかしなんだあの女は。

珠川瑞穂。三都のことが気になったからちょっかいを出して構ってもらおうとする珠川瑞穂。弱みを握ったらすぐ餌にして近づこうとする珠川瑞穂。桃ノ木家に土足で踏み込み(土足ではない)三都の心安らぐ場所に断りなく侵入する珠川瑞穂。初めて会話して1日で三都をみっちょん呼びし親友を自称する珠川瑞穂。なんなんだ…。

しかも頻繁に桃ノ木家に出入りしているようで遠慮というものを知りなさいこの子は…。

まあ次第に一緒にいるのが当たり前になってね?三都の珠川瑞穂に対する意識も変わっていくとかね?あるのかもしれないけどね?わかってるけどこいつの顔腹立つんだよな………12歳の女の子に何を言ってるんだ私は…。

 

 

閑話休題

 

 

その後1巻の山場があったり一葉が実は意外と優秀な子だと判明したりと、ただのポンコツ四姉妹というよりかは、個性を持った四姉妹が一緒に時に理不尽な日常に立ち向かうそういう物語なのかなという気持ちで読んでいます。でも一葉の就職との格闘を見ていると日常以上に人生がかかっているな…。

そして読者の方の感想で印象的だったのが色々な立場から四姉妹を魅力的に描いているという一文で、登場キャラが多く個性的な関係性が描かれる桃ノ木家でより四姉妹の四姉妹だけの関係が際立つのがこの作品のとても良いところだと思います。もちろん逆もまた然りで、珠川瑞穂だったり最新話でわちゃわちゃしていた二之、郁、瑞希の高校生組(委員長も気になる)、一葉の転職先の西ノ原さんと東坂さん(四稀に骨抜きにされてるのがかわいい)など桃ノ木家を中心に一筋縄ではいかない人間関係が形成されている/形成されていくのを見ているのが楽しいんですよね。

結局桃ノ木家の何が好きかといえば、登場する子たちそれぞれがはっきりと個性を持って、それぞれ特徴的な関係性の中でその個性が発揮されていて、しかもその関係がそれぞれ独立しているようで時に自然に交わることで有機的なつながりが生まれているのに魅力を感じているんだと思います。それが谷中という歴史と文化が蓄積する魅力溢れるまちで営まれていると考えるとほんとにもう…贅沢すぎる…最高…。

 

だらだら書き続けると際限がないのでとりあえずこのくらいにして、また時間があるときにでも書こうかな~と思います。

最後に改めまして桃ノ木家の四姉妹第1巻の発売本当におめでとうございます!連載開始から10ヵ月待った~長かった~。

 

 

 

 

 

 

きららCarat2019年7月号感想

今号に表紙はコウと青葉。new game!では以前からよく見られたツーショットですが、お互いそれぞれの山場を乗り切ったあとの再会でより一層凛々しさが引き立つ組み合わせになったと思います。本編でもそうですけど得能先生の絵は眼力が凄いですよね…。

 

new game!(巻頭カラー)

み、見たことある展開~~~

アニメでも印象的だった、恒例の打ち上げ回ですね。

省略されてしまいましたがはじめのスピーチがめちゃくちゃ気になります……今回常に試行錯誤、汗馬之労し続けていたので…。

紅葉はすごいですね。彼女の貪欲さが今後青葉をキャラデザに据えてどう生きてくるのか楽しみです。

 

まちカドまぞく

扉絵の桃楽しそう…というかポーズからして絶対ウキウキでしょ…。

最初の紅玉でゾワっとしてしまった。シャミ子の洗脳であまりに綺麗に意識を変えられたから急に笑顔になったことに違和感がある……っていうのはシャミ子の力の強さが示されているんだと思います。

ウガルルに抱かれた店長かわいい。乙女。

桃の告白。「シャミ子が言ってほしそうな言葉をかけてみた…」で悶絶した。照れるな。「どうだった?洗脳された?」私は洗脳された。

小倉さんの「おともだちになろう…」が好きすぎる…こういうふとした瞬間のセリフで笑えるのが大好きです。以前のリリスさんの「先の読めない人生〜」も好きすぎて声に出して言いたくなる…。

小倉さんがジキエルを持ち帰ったということは後々出番があるということですね…?キュゥべえのように危機に乗じて契約を取り付けてきたらこわいね…。

 

おちこぼれフルーツタルト

 自分も摩天楼に憧れたりするので高層ビルを見て興奮するのはわかるんですけど発情するのはちょっとわからないですね……。イノちゃん逆に絶対にムラムラしないものを教えてほしい。

利音ちゃんの司会がめちゃくちゃ楽しみです。ただでは終わらないフラグが立っていますが果たして…。イノはずっと利音ちゃんがアイドルになるのに肯定的であとは本人の気持ち次第な感じなのかな。

へもちゃんの笑顔が眩しくてかわいい。恋する乙女だからね。そりゃかわいいよね……?

 

Aチャンネル(センターカラー)

扉絵ッチ。はい。どんな服だよ!!!(今更)

ユー子におんぶされるトオルキャラットの表紙ではありましたけど本編では新鮮な感じがします。ユー子とトオルの関係良いですよね。トオルからの気持ちに一喜一憂するユー子はかわいい。

「大丈夫です!地面の温度を確かめてるだけなんで!!」でモップを持ってトオルのクラスにすっ飛んでいったのを思い出しました…。墓穴は掘れるときに掘っていく。

ユー子を滑り台に寝かせるという発想、bb先生が公園を歩いてるときにユー子なら滑り台にピッタリはまりそう…とか思ったんですかね…ピッタリで笑ってしまった。

そしてるんちゃんは気遣いができる子なんですよ…猫が見えないトオルにいち早く気が付くるんちゃん、トオルがユー子に気にさせないようにしていることにちゃんと気が付くるんちゃん、トオルをフォローしてあげるるんちゃん。トオルと付き合いが長いというのも当然あるんですけどそういうところにドキッとしてしまう。

最後に気兼ねなくユー子にいじわるしてるトオルとナギを見てほほ笑むるんちゃん、最高…!p46とp48で同じ構図になったいるるんちゃんがるんちゃんの気持ちだけでなくトオルの気持ちも代弁しているような気がします。るんちゃんは相手の嫌がることはしない子なのでこういうわちゃわちゃを傍観する側に回ることも多いんですけどそっちにだけ注目する構図は珍しいと思います。

 

魔王の娘からは逃れられない(新連載)

新連載おめでとうございます!ゲストで推していた作品だったので嬉しいです。

ハラハラしながら読んでいるのがデフォルトで、その合間にほっとしたり笑ったりするのが他にはない体験で楽しく読んでいます。

アクエさん殺され慣れてる感がすごい。今後の活躍も楽しみだ…。

ルルちゃんはすごく愛されてますね…。魔王城のそういう雰囲気好きです。

 

アニマエール!(センターカラー)

以前から応援している試合で負けたらどうなるんだろうというのは気になっていたので今月号は楽しみにしていた回ということになります。

笑顔でいることも大事だし泣きたいときに泣くことも大事という。そしてそんなこはねを支えるチームワークができていることが表現されていたのが良い……。なによりひづめさんが一番にこはねを支えたのが良いです…。鉄壁のベースですね…。チアに関しては一番こはねに引っ張られたと思うし最初のころはこはねの前向きな部分がひづめを引き付けたわけですが今ではこはねの弱い部分も受け止める関係になっていることが表現されていて最高ですね……成熟したチームに成長していることがわかります。

ひづめさんだけじゃないですね。笑顔でみんなを引っ張るこはねとこはねを支えるみんなという構図がとても良い……。

あと来月は休載ですが、次回以降新入生が入部するかもと思うと楽しみです。

 

きららCarat2019年6月号感想

まず表紙が良い。

「きみを誘って旅に出ようか。」

惚れた。フレーズに惚れた。誘ってるのは誰だ。というかどっちだ。

シャミ子が桃色の物ばっかり持ってるのは自分で選んだのかな。

 

まちカドまぞく(巻頭カラー)

扉絵、リコの生き方をポップに表現したんですかねこわい。

まぞく起こしタオルの説明が目の上に乗せるってなってるのに直前のコマではおでこに乗せてますね。火傷しない程度なら気持ちいいですよね私もレンチンホットアイマスクたまにやります。

突拍子もない展開だったにもかかわらず筋が通っていてまとまっているのすごいですね…。リコが店長に振られて泣き出すの見て安心してしまった…。

ここ2ヶ月桃がいなかったわけですがシャミ子が桃がいなくても大丈夫だった!ではなく桃がいないと不安であることを自覚するの良い。

ウガルルの笑顔で幸せな気持ちになれる。

 

Aチャンネル 

ナギの自宅回。先月までの流れでそろそろナギの家の話が来そうだなと思っていましたやったね。

家の中で申し分なくブラコンを発揮するナギ好きです。

ナギのあるあるネタは身に覚えのあるものが多いけどbb先生の実体験なのかな…。

るんちゃんのお母さんはるんちゃんに似てるようで結構厳しいところがありますよね。人間としての完成度が高い……。

来月はセンターカラーですね。10巻範囲でほぼ全てのキャラクターが登場する回が掲載されたと思うので来月が一つ(自分の精神的に)勝負かなと思います。楽しみです。

 

アニマエール!

扉絵のバスケ先輩かっけぇ…。

新バスケ先輩もキャラが濃そうでこれからも楽しみ。

ひづめさん実は表情豊かですよね。今回ひづめさんを追ってるだけでも楽しい。

ひづめさんの良いところは真面目以上に「真剣」なところだと思っていて、本気で笑顔になってるひづめさんが今月も感じられて良かったです…。

 

先パイがお呼びです!

改めて重版おめでとうございます!カラーも素敵!

帽子交換でキャップも似合ってしまうきなこ先輩と麦わら帽子が絶妙に似合わないマヨちゃんめちゃくちゃ良いペアだ……。

マヨちゃんがきなこ先輩絡みで迷子になるのはいつものことですね…。色々な意味で。

 

ふじょ子とユリ子

扉絵!!最高!!!ただ!!平川さんの出番が!!もっと見たかった!!!!!

p168の岡本さんの笑顔が最高です。あれが岡本さん。大好き。

ユリ子の告白。ふじょ子も気持ちを伝えます。2人が恋人以前に強い絆で結ばれているのは明らかであったし、この告白は2人の関係を進展させるのではなくて確かめ合うものだったんだと思います。ユリ子が平川さんを気にしていなかったのはそういうところを心の奥底では感じていたからかもしれません。ここはまだまだ考えていきたいです。

ふじょユリのように最後に区切りをつけるのは自分は好きです。本当に良い最終回だったと思います。毎月楽しく読んでいました。ありがとうございました。